Kazehito Seki

落書きについて

私は2024/3/30に霞ヶ関にて複数の官公庁の建造物に落書きをし、逮捕、勾留され、先日判決を受けました。 まず私の逮捕に関してご迷惑をお掛けしてしまった方々に深くお詫び申し上げます。

 この度は、特に、ネット上において流布されている本件の情報につきまして、実際発生した事象や私の本意と異なるものが多く、見過ごすことのできない誤解を生んでしまうと受け止めて、私の考えをこの文書にて表明させていただきたく筆を取らせていただきました。

 まず、「3.30FREEGAZAグラフィティ弾圧救援会」というグループが抗議活動を行なっていますが、私からこの方々に何か支援を要請した経緯はございません。これは「救援連絡センター」という団体が組織したものであると勾留されたのちに知りました。この団体については私は事件の当日に参加していた集会で偶然知り合った人物が在籍していたというだけでもともと出入りがあったりしたわけでもありません。私は落書きした内容とその背景にある自身の思想信条について何も恥じるところはございませんが、「3.30FREEGAZAグラフィティ弾圧救援会」の言う、この度の行為に対する逮捕が不当であるという主張は持っておりません。当該行為が、この国の法律に触れたことは納得しております。 また、前述した団体とは別にchange.orgで集められた抗議署名がございます。この署名の呼びかけ人であるAさんは音楽仲間でもあります。私をサポートしたいという気持ちには感謝していますが、残念ながらAさんの当該行為に対する解釈の少なくない部分は、私の本意とは異なるものであり到底賛同できるものではないということもはっきりと申し上げておきたいです。

 前述した抗議活動や署名において、この度の私の行為を「グラフィティ」と名指しているのが見受けられますが、私にはそのような認識はなく、 また、過去にそのような文化に帰属した経験もございません。私は一個人として、官公庁の建造物にパレスチナ解放を意味する内容の落書きをして、世間がよりこの問題について意識するよう促す意図はあったものの、それ以上の他意はありません。

 また、私は本件に関して寄付を募るお願いを誰にもしていませんし、前述した団体が捏造した私の意思のもとに集めた金銭を受け取ってもおりません。また、私は本件に関する司法の処分に対し抗議の意志はございません。

 今後はちゃんと音楽をやり、企画を行い、音楽文化の発展に貢献していきたいと思います。

関 風人